ヤマメディカルパーク

街のポケットパークとなる診療所

平塚駅から徒歩15分ほどの立地に計画されたメディカルモール。
地元で30年以上開業してきた眼科の名医をオーナーに、内科・整形外科・薬局の4テナントが入る医療複合施設である。
東西2面接道、南側に隣接する公園の豊かな緑を臨む恵まれた敷地条件を生かし、地域医療の新たな拠点として＜7つの理念＞を実現した。


＜7つの理念＞
1：院内連携で相乗効果を高める診察科目構成
2：街並みに溶け込むシンプルなカタチ／最大限のボリューム
3：街へと開かれた施設
4：通り抜けの道
5：街のポケットパークとしての診療所
6：借景となる公園、公園の背景となる建築
7：外断熱による安定した温熱環境

街に溶け込み、街へと開かれた、環境配慮型の次世代建築としての医療複合施設の提案である。

• 所在地：神奈川県平塚市
• 主要用途：診療所複合施設
• 施工：瀬戸建設（押田仁・草柳昭彦）
• 構造：鉄骨造
• 規模：地上3階+塔屋
• 敷地面積：722.48m²（218.55坪）
• 建築面積：593.92m²（179.66坪）
• 延床面積：1740.57m²（526.52坪）
• 竣工：2016.03
• 撮影：矢野紀行／矢野紀行写真事務所

• 設計監理：アトリエハレトケ（長崎辰哉・池田俊・武山大樹・市毛毅・牧野由美）
• 構造設計：長坂設計工舎（長坂健太郎・上村一貴）
• 設備設計：ZO設計室（竹森ゆかり・布施安隆）
• 照明計画：On&Off（山口晋司）
• 設計協力：ユーキテクト（提祐輝）