広がる波紋が新たな出逢いを紡ぐ
Panasonic System Design の新しいオフィスでは、 「与えられた問題を解決する」のではなく「自ら課題をつくり、新しい価値を生み出す」ワークスタイルへの転換が求められていました。
その為、「誰もが主役になれること」「全てが自分ごとであること」「働き方を見せられること」の実現が必要でした。
空間デザインを求められた私たちは「コミュニケーションを活性化させる空間のあり方」を提示することで応答しようと試みました。
空間の振る舞いがひとりひとりの自発的な活動を引き出すことを狙って、 「居方の多様性があること」「選べる自由があること」「彩りのある環境であること」をキーワードにワークスペース全体をデザインしました。
オフィス全体のグランドコンセプトは、エントランスホールから広がる「波紋」です。 オフィス全体に「出会いと共創の波紋」がポジティヴに波及することを期待して、床の「波紋」パターンをデザインしました。
《エントランスホール》
「共創の始まりとなる中心をつくる」をテーマに、新生Panasonic System Designの「顔」として「新しい出会いの場」を設えました。 《エンガワオフィス》 外周の連続する明るい窓際をオフィスにおける「エンガワ」と捉え、いつでも誰もが使えるスペースとして開放することで、自由闊達な議論を いつでも引き出せるよう意図しました。 同時多発的な打合せやブレインストーミングが出来るよう「ひとつながりでありながら多様な使い方が出来る居場所」としての家具をデザイン しています。