地産地消で建てる都市木造
都内に建つ木造長屋です。
別々の玄関を持つ2つの住戸が上下に重層しています。
このプロジェクトでは、環境への配慮と住まいの温熱環境向上を強く意識しました。
軸組には東京多摩産の杉材を使用し、セルロースファイバー充填断熱やコンクリート躯体の外断熱、夜間蓄熱式の床暖房や高性能サッシを採用するなど、建設時(イニシャル)と生活時(ランニング)の双方においてCO2の排出を抑制することを目指した全電化住宅です。
低燃費で快適な都市生活を当り前に実現するため、人と建築と環境の関係性を複眼的に追求しました。